畑や庭先でよく見る風車(かざぐるま)。
何気なく見ていましたが、小さな子どもにとってはとーっても興味深いものなんです。
そこで、今回はペットボトルを使った超カンタンな風車の作り方を写真付きで解説していきます。
必要なものは家にあるものだけ。
クルクル回る風車で、子どもの知的好奇心を育んであげましょう。
とても簡単に作れるので、親子で工作としてチャレンジしてみてもいいですね。
- 所要時間:約1時間
- コスト:50円
- 難易度:超カンタン
ちなみに、カンタンといいつつ一度失敗したので、失敗作も交えて解説していきます!笑

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子どもは風車に興味津々

きっかけは散歩途中に畑にあった風車でした。
カラフルな風車がクルクル回っている姿に、興味津々の息子。
風が吹くたびにあっちこっちの風車が回るので、右往左往して風車を触りたがっていました。
子どもの「何だろう?」は知的好奇心や探求心を育むチャンス!
見て、触って、感じて、どんどん学んでいってほしい。
しかし、まだつたないあんよの息子が畑の中を歩き回るには危なっかしく、そもそも人様の土地である。
それならば、風車を自分で作って、家でも楽しめるようにしてあげることにしたのです。

いつも思うけど、作った後の子どもの笑顔が楽しみで、こっちもワクワクしてしまうんですよね~。
それでは作り方を解説していきます!
ペットボトル風車作りに必要な材料と道具
まずは必要な材料と道具を見ていきます。
どれも自宅にあるものなので、簡単にそろうはずです。
- ペットボトル(500mlがちょうどいいかも)
- 針金ハンガー
- ペンチ
- ハサミ
- カッター
- ドリル付き電動ドライバー(なければキリで全然OK)

ペンと定規はなくても大丈夫です。
この材料選びで早速注意点があります。
まずは失敗作をご覧ください。





全然回りません汗
これ、何が失敗かというと、ペットボトルを単純に6分割して開いただけなんです。
扇風機を思い出してみてください。
羽根が若干ねじれてますよね?

羽根の角度を平らにすると、正面への風がなくなってしまうんです。
そこで、羽根の角度をつけやすいペットボトルをチョイスしました。
写真の赤線部分のように、側面に同じ形状のへこみのあるペットボトルを使うと、カンタンに斜めの羽根を作れます。

側面にへこみが一定間隔である円柱型のペットボトルがベスト
それでは気を取り直して作り方を見ていきましょう。
ペットボトル風車の作り方
作り方の手順は以下の通りです。
- ハンガーを通す穴を蓋と底にあける
- 側面のへこみに沿って切り込みを入れる
- 切り込んだ羽根部分を斜めに折り曲げる
- ハンガーを適度な長さにカットし、L字型に曲げる
- ハンガーを穴に通し、抜けないよう折り曲げる
- 安全のため、切り口にビニールテープを貼る
1.の穴開けを最後にしてしまうと、縦の強度が弱く力を入れてあけられなくなるので、必ず最初にあけてしまいましょう。

僕の場合、底の穴をあけを最後にしたせいで、力を入れられずあけにくかったです。
順番に解説していきます。
1. ハンガーを通す穴を蓋と底にあける
作業時間:10分
まずは蓋に穴をあけていきます。
電動ドリルで穴をあけます。
蓋の中心に穴がないと、ペットボトルの重心がずれて、回転と逆の力を生み出してしまいます。
回転軸のバランスが崩れないよう、穴の位置に気を付けます。

続いてペットボトルの底にも穴をあけます。(手順を間違えたのですでに羽根作成後の写真になってますが、羽を作る前にあけましょう)

ハンガーが通るか確認しながら、スムーズに回る大きさまで広げます。
2. ペットボトルの側面のへこみに沿って切り込みを入れる
作業時間:15分
ペットボトルの側面のへこみに合わせて切り込みを入れていきます。
この時、羽根を斜めに曲げるため、切り始めと切り終わり部分に2cmほどの差をつけるようにしてください。

始めにカッターで直線に切り込みを入れます。

斜めの折り返し部分の手前からハサミを使うときれいに切れます。

そのほかの側面も同様に切り込みを入れていきます。
3. 切り込んだ羽根部分を斜めに折り曲げる
作業時間:5分
側面がすべてカット出来たら、先ほど切り込みで作った差に沿って斜めに折り曲げていきます。

すべて折り曲げると風車らしくなってきました。


4. ハンガーを適度な長さにカットし、L字型に曲げる
作業時間:5分
続いて、風車の軸を作ります。
まず半アガーを適度な長さにカットします。
ペットボトルの長さと、風車を立てる土台に合わせてカットしてください。
なるべくまっすぐな箇所を利用した方がいいです。

長さが決まったら、L字過多に折り曲げます。
ペットボトルの長さに合わせて折り曲げましょう。

これで風車の軸が出来ました。
5. ハンガーを穴に通し、抜けないよう折り曲げる
作業時間:5分
軸が出来たら、ペットボトルのふたを閉め、両穴に通します。

ハンガーを通したら、抜けないように蓋側の先を折り返します。


これでほぼ原形が完成しました。最初の失敗作と全然違いますね!

6. 安全のため、切り口にビニールテープを貼る
作業時間:15分
カッターやハサミで切った切り口は、ギザギザで鋭利になっている場合があります。
子供が触ってケガをするといけないので、切り口を滑らかにそろえて、最後にテープで保護して完成です!
完成したものがこちら!

小さな子供は目立つ色が好きなので、赤や黄色・緑など少し派手目のシールにすると喜ぶと思います。

羽根の部分や胴体部分に色を塗ってカラフルな風車にするのもおしゃれで可愛くなりますよ。
早速外に設置し、うまく回るか試してみました。
おお!
回ってる!
うまく回らない時は、ペットボトルの穴が中心からずれているか、穴に余裕がなくハンガーにこすれている可能性があるので、調整してみましょう。
息子のペットボトル風車への反応はいかに?!
早速息子を連れ出し、風車の回っているところを見せると興味津々!
手で触ってみたり、自分で回してみたりと目を輝かしています。
大成功です!
風車一つでここまで喜んでくれると作った甲斐がありますね。
しばらくは「外に連れていけ」とせがまれそうです。
まとめ
子どもは遊びの天才。ちょっとしたことでも遊びに換えてしまいます。
それをいかに見逃さず、知的好奇心を刺激してやるかが大事ですね。
超簡単に家であるもので作れてしまうので、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。
- 所要時間:約1時間
- コスト:50円
- 難易度:超カンタン
以上ペットボトル風車の作り方でした!